秋田県の最高峰で東北二百名山、秋田駒ヶ岳の男女岳・男岳・横岳・焼森を経由する、片倉岳〜シャクナゲコース周回コース。悪天候でムーミン谷の高山植物帯諦め同じ日に八幡平に行くことにしました。霧で眺望なく、花のシーズン前で蕾を捜して花の歩きました。
雨の秋田駒ヶ岳 片倉岳〜シャクナゲコース（男女岳・男岳・横岳・焼森） 活動データ
タイム03:42 距離6.2km のぼり529m くだり525m カロリー773kcal
コース定数(標準タイム 03:21 で算出)ふつう13 平均ペース標準90~110 %
雨の秋田駒ヶ岳 片倉岳〜シャクナゲコース（男女岳・男岳・横岳・焼森）活動日記
秋田駒ヶ岳八合目の登山口
山の中腹のホテルから約30分で秋田駒ヶ岳八合目の登山口に到着。9時半ですが、雨と霧で薄暗い。眺望はなく、熊も出そうで、観光に変更か迷いました。すでに地元ナンバーの14台の車が駐車しており、人もいるので安全と判断し登ることにしました。
秋田駒ヶ岳八合目の登山口。火山活動に注意とのこと。確認不足でした。
秋田駒ケ岳登山道 最初の分岐
秋田駒ケ岳登山道 分かれ道は岩の標識 6月中旬の八合目、山桜の花が終わりかけですが咲いていました。
秋田駒ケ岳登山道 下は崖？
秋田駒ケ岳登山道 細い道が続きます。右は崖なのか？眺望がないので怖かったです。ストックを持つ手の感覚を確認しながら慎重に進みます。
秋田駒ケ岳登山道 今回の最大の難所、雪渓で荒れた登山道
この崩れかけたところを無事通っても、雪渓を横切るようで、引き返すか迷いました。しばらく立っていたら山頂から帰ってきた人とすれ違い、ここだけだから大丈夫と教えてもらい、頑張って登ることに。
急斜面の雪渓に作られた細い道を通ります。1歩ずつ慎重に進みました。雪道の先の方にご夫婦がおり、ボランティアで道を整えていて、私が通るのを見守ってくださいました。感謝、感謝です。
秋田駒ケ岳 片倉岳 展望台
赤土の広場 霧で全く眺望なし。田沢湖が見えるのかしら？一体どんな絶景が？クマ出没注意の看板がありました。今回は、熊ベルを鳴らしながら歩きました。
秋田駒ケ岳登山道 阿弥陀池の湿地帯
右が男岳、少し先に左が男女(おなめ)岳、右が横岳という具合に、この辺りで3つの山に登れます。それぞれ往復して湿地帯に戻ります。登山口からここまで2.4km。男岳まで0.4km。阿弥陀池避難小屋まで0.3km。
秋田駒ケ岳登山道 男岳への登山道
今回登った男女岳、横岳に比べて一番険しかったです。途中、若い人に、この先に道が細いところがあるから引き返した方が良いのでは？と声をかけられました。自分で思っていた以上にめまいでフラフラで倒れそうに見えたみたいです。見てから判断しようと先に進みます。
先ほど引き返すか、慎重に歩いてと言われたところ。細い道の両側が急勾配。悪天候のため、下が見えないのでとても怖かったです。1歩ずつ、少しでもふらっと来たらしゃがみ込めるように膝を曲げて進みました。結構な距離があり疲れました。
秋田駒ケ岳 男岳山頂 標高1620m
秋田駒ケ岳 阿弥陀池の湿地帯～男女岳の登山道
秋田駒ケ岳 阿弥陀池の湿地帯から男女岳へはほとんどが階段。開けていて危険は少ないです。
秋田駒ケ岳 男女岳の階段を振り返って見下ろしたところ。延々と続きます。よく整備されていてとても歩きやすいです。
秋田駒ケ岳登山道 男女岳山頂 標高1637m
秋田駒ケ岳登山道 阿弥陀池の湿地帯 阿弥陀池避難小屋
男女岳を降りてすぐのところにあります。最初の男岳への分岐から0.3km。2つの山に登ったので1時間半ぐらい経ちましたが、すぐ近くです。トイレもあります。協力金の小銭を用意。助かります。
秋田駒ケ岳登山道 阿弥陀池の湿地帯 8合目の山桜は終わりかけでしたが、山頂付近は綺麗でした。男岳の方も咲いていました。
横岳山頂 標高 1582 m
秋田駒ケ岳登山道の周回コースなので、来た道は戻りません。横岳を通って下山します。
秋田駒ケ岳横岳山頂から秋田駒ケ岳の最高峰、男女岳を望む
雨で薄暗かった登山開始から3時間。霧が晴れてきました。
焼森山頂 標高1558m
秋田駒ケ岳登山道の周回コース。下山中。横岳の次は焼森。ほとんど登りません。あとはひたすら降りるだけ。
今回のトレッキングで最高の眺望「秋田駒ケ岳の最高峰、男女岳」
秋田駒ケ岳 焼森を過ぎてしばらく歩いたところで振り返ると、秋田駒ケ岳の最高峰、男女岳が綺麗に見えました。今回は下界は見えず、この眺望が最高でした。
秋田駒ケ岳の高山植物
山桜の写真以外にもたくさん撮りました。機会があれば、晴れた日の、花のシーズンに丸1日かけて歩きたいです。高山植物のリストはこちら
悪天候で薄暗く熊が怖いので、ムーミン谷の高山植物帯諦め、5月に凍っていたドラゴンアイを見に行きました。秋田駒ケ岳から八幡平は距離があり、慣れない道で濃霧だとスピードが出せず、日没ギリギリに到着。続きはこちら。
コメント