子供の頃、椋鳩十先生の本を読んで憧れていた海上アルプス、屋久島。世界自然遺産に登録され、縄文杉などトレッキングコースが整備されて屋久杉の原生林を気軽に楽しめるようになりました。普段全く歩きませんが筋肉痛にもならず歩きやすいコースでした。
前日まで準備すること
シャトルバスの登山バス券購入
荒川登山バスの登山バス券を購入時に協力金を支払うと、屋久杉の飾りがもらえました。
1日目の夕方、観光協会安房案内所で登山バス券を購入。登山前日までの事前購入にご協力をとのことです。
縄文杉バス代1,400円+協力金1,000円=2,400円(大人1名)
荒川登山バスの登山バスの最新情報
https://twitter.com/yakusansharyou
翌日の朝ごはんと昼ごはんのお弁当を購入します。
安房ならエーコープで買えます。今回は旅館かもめ荘で朝食をお弁当に変更、さらにお昼用のお弁当を夜中に旅館に配達の手配をしてもらいました。朝受付に置いてあるのを受け取って出発しました。
登山口までの交通手段
宿泊先 ⇔ 屋久杉自然館
遅くとも4時には出発するのでレンタカーで移動しました。タクシーは台数が少ないので予約は早めに。送迎ありのツアーなら安心です。荒川登山口で朝食のお弁当を食べるので、1時間以上前に着きましたがすでにたくさんの人がいました。お弁当を食べている人が多かったです。
屋久杉自然館 ⇔ 荒川登山口
一般車両は入れないので必ずシャトルバスに乗ります。臨時便があるので定刻の時間前に行けば乗れると思います。10月の連休だったため、定刻の30分前から10分おきに臨時便が出ました。2台目に乗れたので、早く着きました。帰りは集中する時間だったため、数台止まっていてすぐ乗れました。
縄文杉トレッキング 荒川登山口~縄文杉往復コース
コース定数(標準タイム 09:48 で算出)きつい38
標準時間(休憩含まない)09:48 距離19.3 km 登り1376 mくだり1376m
アプリのスタートボタンを押さなかったので記録がないのでコース紹介へのリンクを貼ります。
往路:荒川登山口(朝食) → 小杉谷集落跡 → 二代杉(看板なし) → バイオトイレ → 三代杉(看板あり) → 仁王杉 → トイレ → 大株歩道入口 → ウィルソン株 → 大王杉 → 夫婦杉 → 縄文杉(昼食)
復路:縄文杉 → 夫婦杉 →大王杉 → ウィルソン株 → 大株歩道入口 → トイレ → 仁王杉 → 三代杉(看板あり) → バイオトイレ → 二代杉(看板なし) → 小杉谷集落跡 → 荒川登山口
縄文杉トレッキング 活動日記
荒川登山口
5時49分スタート 写真は明るいですが実際はもっと暗くて皆ヘッドランプ点けています
恐怖のトロッコ橋
トロッコの橋のうち3本は、観光客にアドベンチャー気分を味わってもらうために、手すりを付けてありません。ものすごく高さがあるんです!めまいでフラフラの私には超危険!勉強不足でした。皆さんに行ってもらって1人で1歩ずつゆっくり進みました。
屋久島の固有種ヤクシカ
遊歩道のすぐ横に小鹿が!
トロッコ橋に次ぐ難所!一人分の幅しかなく、高さのある階段が続く
これもめまいのある私には難関で、四つん這いで上がりました。帰りは疲れで神経が麻痺したらしく、普通に降りられました。トロッコの橋も娘の後ろについて背中を見ながら渡ったら行列の中でも問題なく渡れました。高所恐怖症の方はお試しあれ。
ウィルソン株
ウィルソン株は大きいので何人も入れます。中から見上げると、切り株の形がハート
屋久島縄文杉
雨の予報でしたが、帰りの半分ぐらい天気が持ちました。立ち止まってゆっくり景色をみたり写真を撮ったり楽しみながら歩くことが出来ました。当時は24時間めまいがしていたので、トロッコの柵がない橋はものすごく怖かったです。
屋久島縄文杉トレッキングの所要時間
3連休のど真ん中で人が多く、人気の杉の写真撮影は並んで待ちました。お昼ご飯や写真撮影、休憩時間を含めて10時間ぐらいでした。YAMAPは休憩時間を含まないので標準ペースかやや速めのようです。
屋久島縄文杉トレッキングにガイドは必要か不要か
屋久島縄文杉トレッキングガイドツアーのメリット
装備のレンタルや送迎があるツアーがありレンタカーが使えない人には大変おすすめです。また、屋久島の植物や歴史などについて詳しく説明してくれます。植物にそこまで興味がないという人でも、見どころを通り過ぎることなく、良い向きで写真の撮を取れたりします。
屋久島縄文杉トレッキングガイドツアー
- アクティビティジャパンで縄文杉ガイドツアーを捜す
- じゃらんで縄文杉ガイドツアーを捜す
- アソビューで縄文杉ガイドツアーを捜す
- その他のアクティビティ予約サイトはこちら
屋久島縄文杉トレッキングガイドツアーのデメリット
説明や、ツアー全員の写真撮影などに時間がかかるので、割と速いペースで歩かれてました。マイペースでゆっくり歩きたい人には向きません。屋久島には装備のレンタル店が複数あるので、説明は不要で縄文杉などの目的地に行くためだけならガイドは必要ありません。
マイペースで休みながら歩きたいのでガイドなしに決定
屋久島のトレッキングコースは看板や標識が整備されています。世界自然遺産地域は、基本的に自然のままに保たれているため、伐採や山の手入れのための山道に迷い込むリスクはほとんどありません。医者の勧めで、いつでも引き返せるようにガイドなしにしました。
屋久島縄文杉トレッキングの装備
- ヘッドライト(絶対必要)
- 笛(万が一のため、あった方が良い)
- トレッキングポール(元気な人は不要。娘はレンタルしたけど使わず荷物になった)
- トレッキングシューズ:雨がよく降るのでゴアテックスの完全防水のもの
- ソックス:速乾、消臭効果のある分厚く長めのスポーツソックスか登山用のウールの靴下
- 速乾の薄手の長袖シャツ、重ね着用に同じく速乾のTシャツ等
(10月中旬の暖かい日はインナー含め2枚で十分で、レインスーツは暑すぎました) - トレッキング用の足首まであるパンツ
- 防寒用にダウンベスト等(持って行きませんでした。気温が高ければレインスーツで代用可)
- 折りたたみ傘、レインウェア(ゴアテックスの上下セパレートのもの)
- 帽子、レインハット
- 虫よけネット(今回は持って行きませんでした。不要でした。誰もしてません)
- 手袋(暖かかったのでレイングローブは使いませんでした)
- ザック:レインカバー付のもの
- 完全防水のスマホバッグ(曇って写真はきれいに撮れませんでした→防水のカメラ買いました)
- 携帯トイレ(大、小2種類各1個以上持っていく)、手用の殺菌ジェル、ティッシュ
- タオル(包帯にも使える手ぬぐいもあれば便利)、ウェットティッシュ
- 水:小さめペットボトル2個以上で
- 朝食、昼食、行動食(動けなくなった時に備えて2回分ぐらい)
- シャトルバス代
体力不足を補うための装備を追加
長い間体調不良で家からほとんど出ない生活をしていたので、体力がかなり衰えていて普通に歩くのも大変です。20代の頃は底が平らなスリッポンで須磨アルプスも大丈夫でしたが、今は簡単に滑ってしまうと思います。トレッキングシューズに、1cm以上の厚みがあり、アーチを支えるタイプの中敷きを入れたら、ものすごく楽に歩けるようになりました。
トレッキングの装備やウェアが購入できるネットショップのリンクはこちら
屋久島縄文杉白水雲水峡トレッキング屋久島1周ドライブ3泊4日
「世界自然遺産 屋久島 屋久杉の原生林 縄文杉トレッキング」は、「屋久島縄文杉白水雲水峡トレッキング屋久島1周ドライブ3泊4日」の2日目の記事です。
屋久島ツアー
JALパック~自然と文化に育まれた美しい島~屋久島満喫トレッキングツアー 3・4日間
屋久島は民宿が多いので、今回の旅行は民宿の登録が多い楽パック(交通+宿)でJAL楽パックで飛行機を鹿児島空港で乗り継いで行きました。
コメント